玉けりは楽しい全国版！モンテディオ山形応援ブログ。

凄い試合を見せつけられた、、、

冷静に振り返るとそう感じた。



生放送が始まると、

大音量のモンテサポの声が聞こえてきた。（宮沢キャプテンはこの“声。”を聞いて高まる緊張を抑えられないほどだったらしい。）


高まる緊張感。

スタメン発表に合わせ入場前の選手達の表情が映し出される。


集中している選手。

緊張している選手。
（ここで柏の村上選手とケンタロウがなにやら笑顔で言い合っていた。二人は順大の同級生？）

つかの間のリラックス。



入場から試合開始。

そして開始直後数分。

モンテサポの圧倒的な“声！！”。


アウェイだと思えぬ後押し！

宮沢キャプテンが感じた“声の頼もしさ。”をテレビの前でも感じることが出来た。



前半。

ファーストシュートは、

ケンタロウ！！

右足でのハーフボレー！

“おぉおぉ！”

と思わせてくれる惜しいシュート。


次のプレー。

フルさんが右サイドに流れ早めのクロス！


が、

この二つのプレー。

両方とも“宮崎のプレー。”

と解説されてしまう、、、


まだまだ知名度の低いモンテの選手達、、、


だが、

試合終了時、

この試合を観ていた誰もが、

モンテの選手の名前を覚えざるを得なくなるのである。イヒヒ。


前半はハイペース！

と心配させるほどに前線からのプレス！

これをやりつづけ、

そこから多くのチャンスを作り！

ゴールを何度も脅かし！

ゴールネットを“２度！”も揺らした！！（オフサイドとハンドを取られて得点ならずだったが、、、）



前半はマサルの“ドライブシュート！”もあり！（どっかのニュースでドライブシュート！と言ってた。とうとうマサルも翼くん並みになったという証拠だね！笑）

流れるようなパスワークからシュート！

という場面が沢山あった。


ロスタイム１分。

という全く無駄の無いあっという間の前半終了。



大きな期待を持ちつつ、

“怒涛の後半！”

が始まるのである。




“怒涛。”

というのは、

モンテがスッゲ攻めた！

というものではなく、

“もーなんでも自分らがやれること全て出し切って勝利を掴んだ！！”

という感じ。



後半頭から、ミーモ宮本に代わり、石川たつや！

が入る。

一瞬、左サイドで出場していた“コバリョウ。”の代わりに入ったのかと思ったが、

コバリョウは右サイドにポジションを変え、左に石川が納まるという形になった。

なぜ“コバリョウが代わったのではないか？”

と思ったかというと、

前半、

コバリョウはイエローカードを貰っていて、

その後も“もう一枚でちゃうんでないの？”

ってぐらいアグレッシブ（どっちかというと審判には印象悪そうに見えた？感じ？）にプレーしていたから。

こういう場合は、

“一人減ってしまう恐れ。”

“興奮をおさえきれてない。”

などと判断して代えてしまう監督もいるのだ。


しかし、

小林監督は右サイドでプレーさせた。

この時、

監督の“コバリョウへの絶対的信頼感。”

コバリョウの“サイドバックのスペシャリストとしてのレベルの高さ。”

そういうものを素人ながらに感じた。（実際後半もかなりアグレッシブにプレーしていたがカードが出るようなヘマはしなかった！スゲーぜ！）



そして先制！！

この１点の凄さ。

これは試合を見た方、ニュースを見た方、実際見た方、

全ての人が感じただろう。


実際Jリーグアフターゲームショウ（ノノさんと《野々村さん。》宮沢キャプテンのインタヴューの絡みもあり！）の中のコーナー、

“JAGS技術委員会。”（じっくり見てね。）

でもガッツッり取り上げられていたし、

“裏を狙う。”

というチームコンセプトを見事にやってのけたわけだし、

それをやってのけれる、

選手達一人一人の技術！


どれを取っても“凄い！”

としか言いようが無い。



６０分～８０分。（大体ね大体。）

ここからが驚愕だった。（個人的にね。）


（ここからはただの箇条書きです。）
相手のシュートにフルさん、マサル、レオがスライディング！


この日も神がかっていたシミケンがシュートを手ではじき出し、

そのままゴールポストに頭を強打、、、（ぶつけた瞬間凄い音がしたのだろう、北嶋選手とマサルが同時にシミケンのほうを振り返っていた！）

すぐに聞こえてくる“シミ～ズ、ケンタ～おぉぉおぉっぉおぉおおぉ、、、、”の歌声。


さらに続く守備。

フルさんのスライディング！

マサルのスライディング！

長谷川ゆう！がボールを追い回す、


シミケンパンチング！！（北嶋選手に乗られる、、、）


またフルさんのスライディング！（イエローカードが出てしまう。）


監督の声。

“コーヘイ！コーヘイ！、、、”
（柏さんは左サイドに大津選手とポポが二人とも来ている時間があり、大津選手が中に入っていくとそれにコバリョウがくっついていくため、その外側にいるポポ選手がずっとフリーの状態！だったため、宮崎こうへいに“そこ見てなさい！！”という指示だった。）


さらにつづき、、、

ケンタロウが柏の選手にベッタリつき前に進ませない！

長谷川ゆう！がスライディングに行くがファールとって貰えず、、、


石川スライディング！

コバリョウ、ポポのドリブルを止め、そのままオーバーラップ！！（なんて運動量だ、、、）

レオ、１対１で滑って転ぶ、、、（足にきてるか、、、）


“ここからはど根性です！！”
と解説者のコメントが入る。


フルさん相手GKへプレッシャーを与え、

GKがミスキックをする！


長谷川ゆう！のシュート！！（かなり遠目からの強烈な左足のシュート！枠を外れる。）

かなり悔しそうな小林監督が映し出される。（ちょっとわろてた。）



大津選手のシュート！

シミケンのスーーパーセーーーブ！！！

スーパーセーブのこぼれ玉を狙っていた北嶋選手をすかさず潰す西河！（抜け目無し！）


ケンタロウ左サイドのスペースへ走ってボールを受け、苦しいところを助ける。
（アップになるケンタロウ！）


またまたデッカイサポの声が聞こえてくる！！



宮崎コウヘイ、フルさんが前からボールを追っていく！（がんばってるなぁ。）


８１：３０秒。

セットプレー時のゴール前が映し出され、

レオがもの凄い形相でみんなに声をかけている！！（レオファン必見！！）



宮崎コウヘイ交代。（北村IN。）

チームメイトに声をかけるコウヘイ。（頼むぞ。とでも言ったのかな？）

彼がタッチラインを超えた瞬間、

“はぁ～。”と息を吹き出し、

スッと空を見上げた。


凄く印象的なシーンだった。



“山形の両サイドは気の利いた選手が多いですね。”

と解説者のコメント。（コウヘイもがんばりましたねぇ、とか褒められてた！）



終了間際、

また聞こえてくるサポのデッカイ声！！


ず～っと、おっかなかったポポ選手のFK！！

シミケンが止める！！

シミケンとレオのハイタッチ！！



凄かった。

なんだ？この全員のハードワーク！

なんだ？このスライディングの数！

なんだ？この体を張ったディフェンス！


８０分を過ぎてもボールを追い回す選手達。
（スポーツ経験者ならわかるが、“スライディングやジャンプ。”というのはもの凄く疲れる！のだ。それを９０分、、、ハッキリ言って“バカだろ、、、”←いい意味の呆れね。って思ったぐらいだ。）

監督の声。

サポの声。

ほぼ途切れなかった。



この残留争い直接対決は、

どちらも負けられない試合だった。

“気持ち。”

はどちらも相当強かったはず。

だが、

必要だったのは、

“気持ち＋α。”だった。

そしてそれを、

“体現！”。

したのは、

“モンテディオ山形だった。”




試合終了のホイッスル。


一瞬で優しい顔つきになっているシミケンとレオが映し出される。（レ：頭大丈夫か？シ：おお大丈夫だ！みたいな感じ。）


“やまがた　ディオ！！！”
が響いていた。（はっきり言ってすげーよモンテサポ！）





チラッと長谷川ゆう！が映ったが“笑ってはいなかった。”

彼にとっては色んな思いがあった“試合。”“試合内容。”“試合結果。”だったのだろう。


試合を通して君が“素晴らしい選手だ。”ってことはみんながわかったはずだ。



ブルイズが響き、

県民歌が響いた。



PVで見た。

というコメント、メールもいただいた。



大勝利だった。




モンテディオ山形をまだ知らない方。

サッカーに興味の無い方。

“残留争いなんだから、弱いんだろ？”と思ってらっしゃる方。

色々な方がいらっしゃると思います。



が、

憶えておいてください。

山形には
“全国どこのチームとも堂々とぶつかり合えるチームがある。”
ということを。



“山形って何があるの？”

と聞かれたら、


“モンテディオ山形！”

と、

“賞賛。”

と共に、

“誇りをもって。”

答えていいのだということを。




現地サポにいただいた写真。まずは２枚だけ。

対戦ムードが高まる写真。

降り注ぐ雨が静かに熱い戦いを待っているよう。



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